髪型とヘアケアの価値観
ヘアケアも自然派だけど、かっこよくいたい
食べものや化粧品など口に入れる・皮膚につけるものは基本的には気をつけていて、いわゆる「自然派」と呼ばれるタイプです。
世の中に最近増えた「自然派」と謳う大手メーカーの市販品を選ぶというよりは、本当に自然の・ありのままのものは何か?を考えて選ぶようにはしています。
今日は髪の毛のことを書こうと思います。髪に悩む人は多いと思います。悩みも人それぞれ。私も髪型やヘアケアには私なりのこだわりがあります。
髪質は太め強いストレートで多毛
私の髪のことについて。前提条件が違うとアプローチが全く違うと思うので、参考にしてください。
私の髪はストレートでかなりしっかりした髪です。太くて強いと美容師さんにも言われます。ストレートが強いので、強めのパーマをかけても数日でゆるくなってしまいお金がもったいないほどです。10年以上前に最後にかけたきりパーマはしてません。
母からの遺伝ですごく髪の毛は多いです。今はショートヘアなのですが、1ヶ月をすぎると長さより量が増えるのがすごくて、切りたくなります。髪質の要因もあると思うのですが膨らみます。
過去に一度だけ胸の下くらいまでのロングヘアにしたことがあるのですが、一つに縛ると経が4-5cmくらいありました。重くて重くてもう二度とロングはやりたくないです。
水分も保持しやすいようで、乾きにくい髪と美容師さんには言われます。
そんな髪です。
髪型へのこだわり
みなさんそれぞれこだわりがあると思いますが、私はとにかくコンパクトで頭の形が生かせる髪型を大切にしています。
頭の形のよさは数少ない自分の見た目ですきなところなので、それが生かせる髪型にしています。
量が多くて難しいのですが、なるべくコンパクトにかっこいい髪型にしていたく月一の美容室は欠かさず行ってます。
せっけんシャンプーとの出会い
働き始めて知った「せっけんシャンプー」
就職した会社がオーガニック食材や無添加の加工食品を主に取り扱う小売業で、あわせて自然に負荷の少ない生活用品も扱っていました。
洗剤や洗浄剤類は、合成洗剤ではなくせっけん成分のもののみを扱っていたこともあり、そこで初めて洗浄成分には種類があることや、せっけんシャンプーというものがあると知りました。
せっけんと合成洗剤の違い
会社の勉強会でせっけんを製造するメーカーさんに行き、石鹸のメリットデメリット、合成洗剤のメリットデメリットを教わりました。
端的にいえば、合成洗剤は使いやすいけど分解されづらくて自然への負荷が大きい。皮膚に残りやすくて肌荒れするひともいる。せっけんは使いにくさもあるけれど自然にも肌にも優しい。
非常にシンプルに言うとこんな違いがあると思っていただければ。詳しく知りたい人は「せっけん 生分解性」とか調べてみると、せっけんの特徴とか詳しく紹介している記事にあたると思います。
きしみがすごいんですけど…から3ヶ月、半年…それから10年経って
自社の商材を知らないと。と思い、さっそく入社後せっけんシャンプーを使い始めました。
勉強会のときに聞いてはいましたが、きしみが本当にすごくてビックリしたのを覚えています。指が髪をするするっと通らないんです。本当にギシギシ言います。これでいいの…?逆に傷んでない?と思いつつ、使い続けること3ヶ月。その頃になると使用感にだいぶ慣れてきました。きしみも感じづらくなった気がします。半年くらい経つ頃には指通りも自然になってきたように記憶しています。
そして何年も経つ頃には、きしみを気にすることなく普通に洗えるようになりました。むしろ市販の合成洗剤のずっと髪がぬるぬるする感じ、洗剤成分が落ち切らない感じのほうが気持ち悪く感じられるようになりました。せっけんシャンプーを購入するのが面倒になって途中からは固形石けんを使っていましたが、せっけんで頭を洗うのは10年ほど続けていました。
いまは湯洗いが基本
毎日の洗髪
石けんを使ってはいましたが、世の中には「湯洗い」「泥洗い」「塩洗い」のような石けんすら使わない洗い方があるのは何となく知っていましたが、一昨年の春にスキンケアの文脈で「肌断食」というのに出会いました。そこから深ぼっていくとヘアケアにも余計なものは必要なくて酸化した油分を落とすだけで十分なので、シャンプーや石けんは不要。なんならお湯でも落とし過ぎてしまうので水で洗うのが良い。ということでした。
気になる方は「【肌断食対談】山口麻子×宇津木龍一」で検索してみてくださいませ。
私の現在の洗髪は湯洗いです。もうすぐ2年近く経ちますが、髪や頭皮のトラブルもとくになく続いています。もともと石けんを使っていたおかげか分かりませんが、洗うときの指通りやきしみなども特に感じません。ベタつくこともありません。
最近いろんなことに対して思うのは、経済中心の世の中で、必要でないものも必要にさせられていたんだなということです。髪だって肌だって、本来そんなに毎日洗剤で洗う必要があるものではなかったはず。使えば使うほど何かが足りなくなって(髪や頭皮でいえば油分)、足りなくなった分を補わないと気持ち悪くなって(トリートメントや整髪剤など)、それをまた落として・・・のループにはまっているだけなんだと。
肌断食を提唱した宇津木先生の話のなかに「水洗いで落ちない分くらいそのまま残っていても大丈夫。それくらいで肌に悪影響があるものなら使えない」といった言葉がありました。そのぐらいの大らかさで実践するのがいいと私も思います。あんまり厳密になりすぎると楽しみがなくなるからです。
ヘアセットは天然原料主体のオイルやバーム
そういうわけで洗髪やケアは最小限でほぼ特になにもしないという状態ですが、前述の通り髪型にはこだわりがあるのでヘアセットはほぼ毎日しています。と、いっても米ぬかオイルやミツロウとエッセンシャルオイルで作られたなど、肌にも唇にも使えるようなものを使っているのでガチガチにかためているというわけではありませんが。
髪や頭皮のことを考えたら何もつけないほうがいいのかもしれませんが、ヘアスタイルを楽しむこともしたいので、湯洗いで落としきれなくてもまあいいか。というゆるさでいます。
あとは、月1回いく美容院でも湯洗いでお願いしている!というわけではありません。笑 そこは美容院のシャンプーやトリートメントでプロに洗ってもらって気持ちよくなっています。ヘアスタイルを楽しむという意味では、ヘアカラーもときどきしています。明るい髪色があまり似合わないのでポイントカラーですがブリーチしたり、カラー剤を使って染めたりもしています。髪は伸びていくし、そこまで厳しくやったら楽しくないのでね。
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